者は男性3名・女性4名の7名でした。
今月のブログは、ココロカフェに参加された方の投稿を掲載させて
頂きました。
私は今回で三回目の参加になります。
同じようなしんどさを抱える人たちに、一ヶ月の間に起こったこ
とを聞いてもらい、こちらも耳を傾けるだけ。ですが、否定され
ず、自分は少数派なだけでダメ人間というわけではないと再確認
できる場所は、それだけで貴重です。
私は自閉症スペクトラムとHSPの傾向がありますが、あくまで普
通の人のふりをしてきました。
アダルトチルドレンでもあったので、機能不全家庭で育ったこと
を知られたくありませんでしたし、昔は、同調圧力に適応できな
い、生きているだけで燃え尽きそうだと訴えても、人生は辛くて
当たり前なんだからもっと強くなれとお説教されるだけでした。
グレーゾーンは病気ではないし、お医者さんも全能ではないか
ら、根本的な助けにはなってはくれません。
どうして他の人は普通に生きているのに、自分だけがこんなに消
耗するのか。
私は藁をもつかむ思いで、たくさんの本を読むようになりました。
その結果、得た知識の数々は私に、生まれてきたからには楽しん
で、自由に生きてもいいんだと教え、勇気を与えてくれました。
生きづらさは器質的なハンデキャップのせいだけでなく、人並みに
なりたいとないものねだりをしたり、どうせ自分には幸せになる価
値なんかないと本当の願いを無視することで、自ら招いている。
社会に適応できないのは、自分の頭や性格が悪いからではない、ま
してや努力が足りないからなんかでは決してない。発達障害は脳の
情報処理の問題で、経済効率重視の今の世の中に合わないだけ。本
質さえわかれば、ごくシンプルなことです。誰が悪いわけでもない。
そのことを知らずに自殺してしまう人もいますから、それはとても
大切な発見でした。
私は、周囲には覚えがよくなかったり、とんちんかんな言動をする
人だと思われているかもしれませんが、くよくよ気にしないことに
しました。身をもって知ったのですが、人生はそんなことをしてい
られるほど長くないのです。気がつけばいつの間にか終わりは近づ
いている。その時になってこんなはずじゃなかったと嘆かないよう
に、今はもう、これまでサバイバルしてきた自分を労り、接する人
とはできる範囲で信頼を築くことにしか、時間を費やしたくありま
せん。
ゆいまーるとの出会いは、さんざん苦しんだ末に、ゆるく、楽しく
生きる許可を自分自身に与えられるようになり、そして、人間はや
はり好きになれないけれど、ありのままを尊重することくらいはで
きると素直に思うようになったタイミングのことでした。
話に頷いてもらって安心すると同時に、自分も、ただその場にいる
だけで多少なりとも役にたっている。
だから、鎧を脱ぐようなためらいがまだわずかにありますが、これ
からも色々なことをシェアしていければと思います。
私の言葉で少しでも誰かをいい気分にできたら、生まれた目的を果
たせたような気さえします。
こうした場所を作ってくれた発起人の方には本当に感謝しています。
この感想文をもってお礼にかえさせていただきます。
ありがとうございました。