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初めまして、 私はASD,ADHDと診断を受けております。 以前より、機会があればぜひ参加してみたいと考えていました。 しかし会の内容が当事者同士のお話ということで、積極的に話に参加していかなければならないという義務感や、誤って参加者のトラウマに触れてしまうリスク等を考えると不安が大きいです。もし可能でしたら、プライバシーに触れない程度にどの程度の年齢層か、どの程度お話をしなければいけないのか、その他雰囲気等教えて頂けませんか?
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はじめての方からこのような質問をいただく事が多いので、この場をお借りしてお答えしたいと思います。
年齢層について
中心は30~40代の男性になっています。
はじめた当初は発達障害と精神疾患の方が半々くらいでしたが、最近は発達障害の方が7割くらいの印象です。その中で、ADHDタイプの方とASDタイプの方が半々くらいいらっしゃいます。
必ず話をしなければいけないの?
積極的に会話に参加する事を強制される場所では全くありません。
むしろ、話すことよりも「人の話を聴く」ことに重きを置いています。
人の話を聞いているとき、わたしたちは大抵
「自分もうまくまとめて話をしなくちゃ、どうしよう…」とか、
「うわー、この話になんて返したらいいだろう」、とか、
「こんな事言ったら、相手を不快にさせちゃうかな?」など、
その人の話に100%集中するのではなく、自分の頭の中で意識は別の方に向かっている事が多いと思います。
また、
「あの人の考え方はちょっと極端なんじゃないか」
「こうしたらいいじゃないか」
などとその人を評価したりアドバイスしたくなってしまったり、
「あの人に比べて、自分はなんてダメなんだ…」
と勝手に人と自分を比べて感情を乱してしまう事もあるかと思います。
ココロカフェでは、そういった、「うまく話さなくちゃ」という思いや、人を評価する事を手放して聴くことで、
自分も相手も楽になり、温かい心を感じられることを感じていただけたらと思っています。
これは、このグループを始めるきっかけになった、AH(アティテューディナル・ヒーリング)というグループの中心となる考え方を参考にしています。
(私の言葉ではうまく伝えられないので、詳しくは本をお読みいただけるとココロカフェが目指しているグループの雰囲気が伝わるかと思います。)
とにかく、一番伝えたいのは、「話さなきゃ」「当事者会だからコミュニケーションとらなくちゃ」という義務感を持たずに参加してほしいということ。
話したければ話せばいいし、人の話を聴きにくるだけでもOKです。
実際、「今日は話を聴きにきました」という方も多いです。
どうぞ見学にお越しください
当事者会にはじめて参加される場合、どんな雰囲気なのか?、自分も参加して大丈夫なのか?、など色々と不安に思う気持ちは当然だと思います。
少しでも会の雰囲気が伝わればと活動報告をブログにあげるようにはしているのですが、伝わりにくくてご不便をおかけしております。
私は特性上、言葉でのコミュニケーションが苦手で、特に、ブログやSNSといったインターネット上の文章では誤解を招くことが多いため、発信する事に怖さを感じています。
そのため、本ブログも最低限しか更新できていないのですが、だからこそ当事者会というリアルな場での集まりを大切にしています。
はじめての場所に参加することは、不安と緊張が伴うし、勇気がいることだということはわかっています。
でも、自分にあうか合わないかは、実際に雰囲気に触れてみないとわからないかと思うので、少しでも参加してみたいなとおもったら、ぜひ一度足を運んでいただければと思います。
話せる自信はないけど、見学してみたいという方も歓迎します。
まずはお気軽にお問合せください。
ココロカフェのご案内
ご家族の方の参加も可能です。お問合せください。
日時:毎月第1日曜日 13:00~16:00
場所:足利市民活動センター 2階会議室
(足利市大橋町1丁目2006-3)
(東武伊勢崎線足利市駅から徒歩30分、JR両毛線足利駅から徒歩20分)
次回はお正月と重なってしまうため、第2日曜の1/8(日)に開催します。