足利こころのピアサポート ゆいまーる
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ゆいまーるについて
足利こころのピアサポート「ゆいまーる」は、
生きづらさを感じているすべての人を対象にした、語り合いの場です。
ゆいまーるとは、
「助け合い」
を意味する沖縄のことば。
自分を癒すために、お互いを支えあえる場所でありたいという願いを込めています。
はじまりは、2015年2月。
当時、社会の中で居場所を見つけられず、心の病で苦しい思いをしていた私は、
ピアサポートの概念を知り、病院を飛び出し、
「大人の発達障害の当事者会」として、
仲間を求めてたった1人で会を立ち上げました。
私たちが大切にしているのは、「聴く」こと。
ベースになっているのは、私が学んできた、
「アティテューディナル・ヒーリング(AH)」
と
「
和みのヨーガ
/認知真理学」
です。
ゆいまーるに集う人たちは、人の話を聴くことを通して、自分を知り、本来の自分を取り戻していきます。
そして、「人っていいな」と相手に対しても優しい気持ちになれ、お互いの違いを尊重できるようになっていきます。
そうして、自分で自分の事を認められるようになってくると、
「発達障害」
なんてレッテルはどうでもよくなってきてしまうのです。
私は、私でいればいいんだ
、と。
「世の中の人たちに発達障害の生きづらさをわかってもらいたい」
「発達障害のダメな自分を、なんとかしたい」
ともがき、苦しんできた人も、
「発達障害と診断されたわが子を、なんとかしたい」
と、頑張ってきた家族の方も、
自分で自分のことを認めてあげればいいんだ、と気づいてくるのです。
私自身も、活動を続ける中で、
「みんなと同じようにできなくちゃ、社会に受け入れてもらえない」
「発達障害の私は、人一倍努力して定型の人に追いつかないと生きていけない」
「ダメ人間の私は、せめて人の役に立てるようにならないと」
という呪いを自分自身にかけていた事に気づかされたのです。
それらの思い込みを少しずつ手放し、本来の自分自身を取り戻していった結果、
今は世界に対する見方ががらっと変わり、生きづらさが大幅に緩和されてきました。
自分を偽って生きるのをやめて、ありのままの自分で生きていく人が地域に増えていけば、
「発達障害」なんて気にならない社会になっていく。
だって、誰しも得意なことも、苦手なこともあるんだから。
そんな考えが広がっていくことを目指して、
ゆいまーるは大人の発達障害の当事者に限らず、全ての人に対象を広げて、2019年1月、再始動します。
これからは、心だけでなく、身体のバランスも一緒に整えていけるような機会も作っていきます。
SNSでのコミュニケーションもいいけど、
同じ空間に集まって、言葉以外のコミュニケーション、
「なんだか、ほっとする」「あったかいなぁ」という感覚、
ぜひ一度、体験していただけたら嬉しいです。
2019年1月15日
足利こころのピアサポート「ゆいまーる」
影山 香菜
沿革
・2015年2月 発起人が仲間を求めて1人で会を立ち上げる。
・2015年3月 大人の発達障害の当事者を対象にしたミーティング、「ココロカフェ」第1回目開催
・2015年9月 対話法ワークショップ開催
新聞の取材を受ける(毎日新聞地方版)
・2015年12月 第1回障害者啓発セミナー「広がれ、障がい者サポーター・地域へのメッセージ」(栃木県真岡市)にて講話
・2016年1月 雑誌『こころの元気+』に掲載される
・2016年10月 大人の発達障害交流会in足利 開催
・2017年1月 第1回女子会開催
・2017年2月 気功体操教室 開催
・2017年6月 第1回織姫ふわふわ会開催
・2017年7月 発達障害当事者会フォーラム パネリスト団体として参加
・2017年10月 参加者の増加に伴い開催場所を足利生涯学習センターに移動する
・2018年1月 活動休止
・2018年9月 一部メンバーにより活動再開
・2018年10月 和みのヨーガ体験会開催
・2019年1月 ココロカフェシーズン2 始動
活動内容
(1)定例会「ココロカフェ」開催
(2)和みのヨーガなど、心身のセルフケア方法の勉強会
>定例会、各種イベントの開催情報は、
TOPページ
とSNS(Twitter,Facebook)でお知らせしています。
大人の発達障害の当事者会を探している方へ
大人の発達障害の当事者会は様々なコンセプトの会がありますが、ゆいまーるは以下のような特徴があります。
これを読んでいただき、自分が求めているような会か判断の上、ご参加ください。
(1)グレーゾーンの人たちを応援しています。
・発達障害の傾向を指摘されながらも診断までには至らない
・一般就労でなんとか働けてるけど、相当無理しながら頑張っているので、疲れ果ててしまう
・支えが欲しいけど、結局自分自身でなんとかするしかない(と思っている)
そんな方々が集まり、お互いの経験を分かち合い、支え合える(=ピアサポート)会を目指しています。
(2)運営スタッフはほぼADHDタイプです
・きちんと活動計画を立てたり、ルールを作るのは苦手です。
・文章でやりとりするのも不得意です。
・その場の雰囲気に合わせて、臨機応変に動く傾向があります。
(3)参加者の特性、年代は様々です
・主に20代~60代、男女比は6:4くらいです。(スタッフは女性4人、男性3人)
・特性としてはADHDタイプ、ASDタイプ半々くらいです。
(代表はADHD,ASD両方併発してます)
(4)友人づくりをしたい方は他の会をおすすめします
・参加者同士での連絡先の交換等は、原則として禁止しています。
やむを得ない場合は、自己責任でお願いします。
・参加者同士によるトラブルには、当会では一切関知しません。
(5)発達障害の啓発活動とは距離をおいています
・最近ようやく「発達障害」という言葉が一般にも認知されるようになってきましたが、一般の人に理解だけを求めようとする啓発活動からは距離を置きたいです。
・「障害者を支援しますよ」という医療、福祉ギョーカイの人達も苦手です。発達の凸凹なんてみんなあるでしょ、くらいに思っています。
ご参加にあたって
安心してありのままの自分をさらけ出せる場所を守るため、以下のルールをお読みになり同意の上ご参加ください。
【初めて参加される方へ】
・会へはニックネームで参加していただけますが、会員登録が必要です。初回参加時に、個人情報(本名、住所、連絡先)をご記入いただくことにより、自動的に会員として登録されます。
頂いた個人情報についてはスタッフが厳重に管理させていただきます。
会の安全を確保するために、ご理解とご協力をお願いいたします。
【禁止事項】
・会で聴いた個人情報を外部に漏らすこと(秘密厳守)
・物販などの商業活動や宗教活動、政治活動
・会の内容を無許可で撮影、録音する事
・飲酒後の参加
・無断での勧誘、告知(主催者に相談してください)
・その他、公序良俗に反する行為
主催者の指示、ルールを守っていただけない場合は、その場でご退席いただく場合もございます。
次回以降の参加をお断りする可能性もありますので、予めご承知願います。
活動拠点
栃木県足利市の「足利生涯学習センター」で定例会を開催しています。
栃木県足利市相生町1−1
JR足利駅から徒歩11分