あっという間に12月も半ばですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は例年、年末年始のソワソワ感が苦手で体調を崩しがちなのですが、今年はまだ風邪も引かず、なんとか過ごせています。
さて、今日は来年1月31日に足利で行われる、映画「みんなの学校」の上映会のお知らせです。
ゆいまーるも後援としてお手伝いしています。
「みんなの学校」とは
この映画は、大阪の公立小学校である大空小学校の1年間を追ったドキュメンタリー映画です。
大空小学校は、特別支援学級を設けず、発達障害の子も知的障害の子も、みんな一緒に同じ教室で学ぶという教育を実践しています。
不登校ゼロのこの学校には、どの学校でも問題児扱いされていた子や、不登校だった子達が転校してきます。
それまで問題児扱いされていた子供たちが、先生やクラスの仲間に支えられながら笑顔を取り戻し、生き生きとしていく姿に、不登校経験者の私も心を打たれました。
公式サイトはこちら
こんな学校だったら、私も病気にならなかった?
いじめられたり、大きなトラブルがあったわけでわないのに、学校にいて苦しいという感覚をなんて表現したらいいのかわからず、また、発達障害なんて考えは当時はなかったため、苦しかったんです。
映画では、一人ひとりの児童に真剣に向きあう先生の姿や、「自分とはちょっと違う仲間が安心して過ごせるにはどうしたらいいのか?」と自分で考えて行動している児童の様子が丁寧に描かれていて、「こんな学校だったら自分も病気にならなかったのかなぁ」と涙が止まらなくなってしまいました。
違いがある者が一緒に学ぶ事で、お互いの違いがあって当然といった考え方が身につき、相手を思いやる力が育っていくのだと思います。
そして、学校が変わると、家族も変わって、地域も変わっていくのですね。
これは、教育の分野だけでなく、障がいがある方の社会復帰を考える上でも共通する事だよなと感じました。
教育関係の方だけでなく、福祉に関わる方にも観てほしい
ありがたい事にゆいまーるにも声をかけていただき、私もチラシやチケットの作成などでお手伝いさせていただいております。
教育関係の方だけでなく、精神保健、医療福祉に関わる方達にも是非みていただきたい映画です。
チケットご希望の方は、ゆいまーるにご連絡いただくか、足利市民活動センターまでお問い合わせください。
映画「みんなの学校」上映会の詳細
①10:30 ②13:30 ③16:00
(3回上映 お好きな時間にお越し下さい)
場所:助戸公民館ホール
(足利市助戸仲町453-2 電話0284-44-0791)
料金:一般@1000円(当日200円増)高校生以下無料
●主催:「みんなの学校」を足利で観る会
●共催:助戸公民館・足利市教育委員会
●後援:足利市 他
●お問い合わせプレイガイド
足利市民活動センター TEL 0284-44-7311
助戸公民館 TEL 0284-44-0791