ゆいまーるのかげやまです。
ついこの前までハロウィンで盛り上がっていたかと思えば、あっという間に11月も10日が過ぎてしまいましたね。我が家の近所でもクリスマスのイルミネーションが始まり、世間はこれからクリスマスモードに突入していく気配。
自律神経がちょっと弱めな私にとっては、気温差が激しいこの時期から、年末年始にかけてが一番きつかったりするのですが、みなさんはいかがでしょうか?
さて、少し遅くなってしまいましたが1日に行われた第9回ココロカフェの様子をお伝えします。
第9回ココロカフェin足利
初めて支援者の立場の方からも参加申し込みがあり、少しずつココロカフェが認知されてきたようで嬉しかったです。
また、久しぶりに顔を見せてくださった方もいらっしゃり、頑張っている様子にこちらも元気をもらいました。
今回は、いつも通りの「言いっぱなし、聞きっぱなし」を行ったあと、後半は簡単なグループワークを行いました。
2グループに分かれお互いの体験談(辛かった事、嬉しかった事)をシェアして、地域の人に伝えたい事をまとめ、発表しました。
体験談や、求める支援のありかたなどを当事者として自由に語って欲しいというありがたいお話なのですが、私1人の意見が当事者全体の意見のように誤解されてしまうのは嫌だったので、せっかくだしみんなで話し合ってみよう!という流れで、急遽模造紙と付箋を用意した次第でした。(主催者がADHDだとこういう時に瞬発力を発揮してしまうのです・・・。振り回してしまいすみません)
「辛かった事」が黄色いふせん、「嬉しかった事、役立ったこと」がピンクのふせんです。
信頼できる仲間や支援者との出会いが嬉しかった。
行動して仲間と出会えた結果、自分の成長を感じられた。
そのような意見が多くみられた一方で、「悩みや困り事を聞いてもらえず、孤独だった」「支援を求めて行政や病院に相談にいっても画一的な対応しかしてもらえなかった」などの意見も多数あがりました。
ただ話を聴いてもらえるだけで、安心できたり自分自身で前に進む事ができるのに、そのよう場所にたどり着くまでが難しく、皆さん苦労されているのだなという印象を受けました。
それにしても、仲間と出会い、自分自身を見つめなおすきっかけになれる自助グループの役割、大きいですよね。ゆいまーるも「足利にはこんなグループがあるから行ってみては?」と支援者の人が相談者の人に紹介してくれるようなグループを目指して、活動実績を積んでいきたいものです。
「ゆっくり休んで」という言葉かけに対して、「ほっとできた」と好意的に捉える人もいれば、「自分は社会から必要とされていないんだ」とネガティブに捉える人もいて、同じ言葉でも受け止め方は違うんだねと発見がありました。
初めてグループワークを行ってみて
模造紙と付箋を使って手を使って作業をすると、単なる話し合いよりもみんなで一体感と達成感を味わう事ができますね。
前半の「言いっぱなし、聴きっぱなし」では緊張してしまいあまり話せない方でも、テーマを設定して、体験を書き出してみた後に発表するというスタイルだと参加しやすいのかなぁと感じました。
参加者のみなさまからも好意的な感想をいただいたので、今後もテーマを変えてワークをやってみようかと思っています。
今回ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
次回ココロカフェのご案内
日時:2015年12月6日(日) 14:00~17:00
※いつもより開始時間が1時間遅れになっております。ご注意ください。
場 所:足利市民活動センター 2F 会議室
住所:足利市大橋町1丁目2006-3
(東武伊勢崎線足利市駅から徒歩30分、JR両毛線足利駅から徒歩20分)
定 員:10名前後(先着順)
参加費:200円(お茶とお菓子の用意があります)
対 象:心の病気や大人の発達障害で生き辛さを抱える当事者の方
(ご家族及び支援者の見学も可能です。お問い合わせください。)
<当日のタイムテーブル(予定)>
14:00~14:10 自己紹介
14:10~14:20 ルール説明
14:20~15:30 言いっぱなし、聴きっぱなし
15:30~15:45 休憩
15:45~16:45 茶話会
16:45~17:00 終わりの会
※休憩時間以外でも、途中の入退室は自由です
※後半の茶話会はテーマを決めたミーティングに変更になる可能性もあります。
お申込はこちらから(こくちーず)